「俺、野球はじめたんだ!!」

小学3年生の勇輝がみんなの前に立ってそう言った。

「え!ほんとに?勇輝くんすごい!」
「野球って感じ~!」

小学生ながらに少しおませな女子が
勇輝をはやす。

「だから高校生になったら絶対したいことがあるの!」

「なに~??」



「羽海ちゃんを甲子園につれていく!」