▼男の子











そして、次の日から大変だった。





学校が大パニックを起こした。






その理由は










「るーか」





朝、澪よりもはやく登校していた私に声をかけてきたのは、









「えと‥‥‥‥‥‥誰、でしょうか?」






肩を叩かれて振り向けば見たことないくらい綺麗な顔をした男の子。






くりっとしたアーモンドアイに


くっと上がったアヒル口



ふわっふわの綿あめみたいな髪の毛は、綺麗なロイヤルミルクティー色に染め上げられている。





その髪の隙間からチラチラと覗くピアスや、


ネックレス、指輪は全て高そうなシルバーアクセサリー。



程よく着崩された制服に、スラッと高い身長。




足もみるからに長くて、モデルさんみたい‥‥‥‥‥‥。






澪がいるというのに不覚にもあまりの格好良さに目が離せなかった。





なんかすっごいいい匂いするし、なによりも‥‥‥‥‥‥‥‥きらきらしてるぅぅ!!





教室の中も廊下も、みんな初めて見る彼の姿に、絶叫に近い悲鳴をあげていた。






いや‥‥‥‥‥‥‥‥‥本当、カッコよすぎる。





誰ですか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥?










私の表情があまりにもおかしかったのか、目の前の彼は突然笑い出した。