~凪華side~

「……華!おい、起きろよ、凪華!」

ぱちっ。

「おはよぉ………ぎぃやぁぁぁぁぁっ。」

おは、おは、おはようごさいます。
あたし、沢南凪華只今起床です。
ですが一つ問題が……。

「なっ、なっ、何であんたがここにいんのよ!」

そうですよそうですよ。
ここに居てはおかしい人物が一名。
それはあたしの幼馴染、尋沢帝。

「おまえなぁ。莉華さんに起こしてこいって頼まれt「お母さぁぁぁんっ!なんてことしてくれてんのよーっ!」うっるせぇな。」

ダダダダダダッガチャッ。

「お母さん!何でみーくんを勝手に部屋に入れるわけ?」

どうしてあたしがこんなに焦ってるか?
それはね。
実はあたし、みーくんの事が好きなの。
でも、何かとちょっかいかけてくるから少し苦手な所もある。
でも好きなものは好きで………っ///

「あら。凪華やっと起きたのね?」

「何でそんなに呑気なの!もう、お母さんなんて大ッキライ!」

もぉやだ。
やば、泣きそ………。

「……んだよ。何でそんなに俺を嫌うんだよ。莉華さん、今日は、うちでパーティーとかってお袋が言ってました。んぢゃ。俺、朝練なんで。」

「っ。二度と来ないでよ。」

それだけ言い残してあたしは自室へ戻った。