17歳だった。

日々、当たり前のように傍にいる存在が

いなくなることなんて考えもせず。

それを受け止められるほど大人でもなく。

泣きじゃくるほど子供でもなく。

ただ

ただ


青い空を映し輝く水面に


失った笑顔を探した──‥