ふふ、これで、全員。


冬の真夜中の森で、私は満足げに笑みを浮かべた。


宮地琉華も、意外とちょろかった。


そんなにぼっちがいやだったのね。


まあ、それまでずっと、クラスの頂点に立ち続けていた彼女には、耐えられなかったんでしょうね。


だからちょっと、夢で結莉が甘いこというと、簡単に引っかかっちゃった。