ケータイ小説 野いちご

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ヤンキーなんて、大嫌い。

*1*
「大人しくバイクに乗っとけよ」






「行ってきまーす」


玄関を開けると、家の前でバイクに寄りかかりながらスマホをいじる男子が居た。




……はぁ。


もうおなじみとなったこの光景にもウンザリ。



「オッス、今日は一段と遅えな」


「いつも通りですー」


あれから歯を磨いて、軽くメイクをして。


毛先のハネが気になったから、ブローをちょっと頑張ってただけ。


いくら、学校生活を謳歌出来ないからって、身だしなみには手を抜きたくないもん。



「そうか?日に日に遅くなってねえか?」


「朝は色々忙しいんですー」


「へー。…にしても、約束の時間10分も過ぎてるし。場合に寄っちゃ遅刻だぜ?」


「だったら待ってなくていいのに」




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