ケータイ小説 野いちご

すべて手の上

順調

「あら、一人でご飯?悲しいのね。でも、そんな量、一人じゃ食べきれないわよねぇ?」




愛はいつも私たちの分までパンを作ってきてくれていた。




今ではそんなことでさえも憎い。




「じゃあ、このパンとこのお弁当、いらないわよねぇ?」




そう言い終わって私は愛のパンとお弁当を持ってゴミ箱へ近づいた。




後ろには放心状態の愛。




ざまあみろ。




全部あんたが悪いのよ。




そんな気持ちも込めて、それらをゴミ箱へ投げいけた。




あぁ、その顔が見たかった。




「あら、もう食べれないわね。残念ね。私の分分けてあげるわ。」




そして私は自分の机の上からカレーの入った容器を持ち出し蓋を開け、そのまま愛にかけた。




すると隣から桃が出てきて。





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