ケータイ小説 野いちご

満開の桜の花がまるで祝福するように咲き誇っている。










ひらひらと落ちていく桜の花びらは、美しい。








こんなにキレイに咲いた桜を見たのはいつぶりだろう。








赤いチェックのスカート、ベージュのブレザー。







初めて着た新しい制服。








可愛いかもしれないけど私には、似合わない。






この制服が着たくて必死に勉強する人もいるらしいけど。






この制服着てもあたしの気持ちは、上がらない。








今日から始まる新しい日々。






過去とは正反対の私。









知られてはいけない私の過去。










周りとは違う。










誰も私の気持ちなんてわからない。










あたしの気持ちとは裏腹に賑やかな話し声が響く。










それだけであたしは、イライラしてた。







こうして、香川 華(かがわ はな)としての毎日がが始まった。











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