『んん……?』 白い天井……? ここ、どこだろう? そう思っていると……。 『彩夏、大丈夫か……?』 わたしの手を握っていた春樹がそう言った。 『……大丈夫』 そう言って起き上がると………。 ークラッ 視界がゆがんで倒れそうになる。 『…彩夏!!!』 そう言ってわたしの体を支えて心配そうに顔をのぞきこんでくる。