莱十「麗紅…」

徠葵「やめるんだ!!」

お兄ちゃん達が必死になって叫んでる

でもね、お仕置きだし…

麗紅「私ね…お兄ちゃん達を
誰にも渡したくないの…
だからね…

コ・ロ・シ・テ・ア・ゲ・ル・ネ」

そう言って私は

徠葵「やめるんだ!!麗紅!!グサッ…」

麗紅「お兄ちゃん達を、殺すのは嫌だよ!?
悲しいよ!?だけどね…もう、
苦しみたくないし
誰にも触らせたくないの」

莱十「徠葵!!麗紅!!やめろ!!」

麗紅「ごめんね…お兄ちゃん…
許して…ごめんね」

視界が、涙でぼやけてく…

莱十「グサッ…麗紅…
俺こそごめんな…こんな兄で…
お前の気持ちに気付けなくて…
悲しい思いをさせて…
寂しい思いさせて…」

そう言って、私の大好きな
お兄ちゃん達が死んでいった…
本当に、ごめんなさいお兄ちゃん達
お兄ちゃん達が死んで、しばらくたった頃パトカーのサイレンが聴こえてきた。

誰かが通報したのかな~?
取り調べとか受けないといけないのかな~
めんどくさい…
もう…めんどくさい事は嫌だよ…
めんどくさいのは、嫌いだもの…