次の日、生徒会の仕事が休みだったので
私は、炎月の倉庫を訪れた

仲間でもないのに、弦たちだけじゃなく
下っ端の皆も今ではすっかり
嫌な顔をせず迎えてくれる

根は優しい奴らだ

弦たちがいるであろう上の部屋の
扉を開ければ、案の定5人ともいた


「お、闇月。今日は生徒会無いのか?」

「うん」


将騎に頷いて部屋の中に入れば
和哉に何か投げられた

缶コーヒーだ