「…ねぇ、アンタらなんかあったの?」






「えっ??」







食べようとした卵焼きがお箸からポロリと落ちる。














昨日の出来事から一夜明けた翌日、昼休み







屋上でりっちゃんとお弁当を一緒に食べていると、彼女がいきなり聞いてきた。












「な、なにってなにが?」







「そりゃ、皇サンとあんたの仲についてに決まってるじゃない」







「仲って別に…変わりはありません」






「ないわけないだろ」







スパッと否定されてうなだれる。





う~ん…りっちゃんて昔から鋭いもんな…