ケータイ小説 野いちご

Ri.Night Ⅱ

22.衝撃、決意



あれから一週間が経った。


煌から十夜の事を聞かされた日の翌日、あたしは学校を休んだ。


とてもじゃないけど学校へ行く気にはなれなかったから。


ううん、違う。

行く気になれなかったんじゃない。

十夜に合わせる顔がなかったから。


どんな顔をして接したらいいのか分からないし、何より、自分の中でまだ全然整理がついてなかった。






あの日から、夜になると涙が出る。


目を閉じれば頭の中で煌が言った言葉が何度も何度も繰り返されて、いつまで経っても消えてくれない。


もし、あれが本当だとしたら……。


──ううん。もし、なんてない。

あれは本当の事だと思うから。


だって、十夜は嘘を言わない。

煌も嘘を言わない。


そう確信があるからこそ落ち込むんだ。

これは夢ではなく現実なんだと。

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