「さあ!説明してもらおうじゃないの!」



月曜日の放課後。


朝から二人からの何のおとがめも質問攻めもなく、
平和な一日が終わると思ったのに。


放課後、遂に私は宝生君と昌ちゃんに両腕をつかまれて、
この前行くはずだったカフェへと強制連行されてしまった。


それぞれの目の前にはパフェとケーキセット。
プリンセットが置かれてある。

二人は美味しそうにケーキセットとプリンセットを
食べているけれど。


私もそれに手を出そうとすると昌ちゃんからまだよ~
と睨まれてしまった。


「あのぉ..私も食べたいのだけれど..」

「千草ちゃん?その前に何か言うこと、あるんじゃないのかなぁ?」