ケータイ小説 野いちご

片想い出

出会い

「 あれからもう4年か 。 」



__________ 中2の春 。





「 今日から皆の担任になった間宮です!みんな1年間よろしくね 」


心地よい春風と鳥の鳴き声を聞きながら皆の自己紹介を聞き流す。

(早く終わらないかな。)

自己紹介なんて1年の時にしてるからどうでもいいし、なんせ人数の少ない学校だから自己紹介しなくてもわかるし。

空を見ながら陽向はこの一年うまくやってけるのかなと考えていた。

「山野さん !山野陽向さん!」

うわの空になっていたせいか、先生の声が聞こえず、何度も呼ばれてしまった。

「は、はい!」

急いで返事はしたものの、クラスのみんなの笑いもの(笑)

「陽向ちゃんと聞いとけよなー!」

大声でからかってくるのは関谷嶺
小さい頃からの幼なじみだ。

「わかってますよーだ!ばーかばーか!」

口の悪さは天下一品の陽向は自己紹介をした。

「山野陽向です。1年間よろしくお願いします」

愛想の無いせいか、先生には距離を置かれてしまった。

(この先生、チョロイな )


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