7月下旬

もう少しで、8月上旬に入りそうな頃。


学校も夏休みに入り

僕は、"とある件"について、竜夜に話していた。


「…と、ゆーわけだから。明日から1週間、僕は家に帰らない。」

「ちょ、待て待て。お前、身体弱ぇくせに、大丈夫なのかよ。」

「…毎年のことだし、美沙の家はすごいから、へーき。」