ケータイ小説 野いちご

俺の方が、好きだけど。

Step*1
バレてた気持ち



次の日の朝。


学校に来たわたしは、昨日のことを親友の杏子に報告した。



「ええっ!? で、呪いの手紙だって偽ったの?」



杏子は色白でスラッとしたモデル並みのスタイルを持った美人な女の子。


目が大きくて、髪はツヤツヤのロングストレート。


すごくモテているけど彼氏はナシ。


なんでも、高校生の男子はみんなガキっぽいから嫌なんだとか。


杏子は年上の男性がタイプなんだと言い張っている、大人びたお姉さんタイプ。



杏子に比べると、わたしは至って平凡。


髪は腰までの長さで、くせ毛のせいかゆるくパーマをかけているような感じ。もともと色素が薄いから、瞳も髪の色も綺麗な茶色。


背は低いし、スタイルだっていいわけじゃない。


杏子はそんなわたしを可愛いって言ってくれるけど、背が低いことにはかなりのコンプレックスを抱えてる。


もちろん、今まで告白されたこともなければ彼氏がいたこともなくて。


一つくらいいいところがあってもいいのに、頭がいいわけでもないし、本当に至って平凡すぎて嫌になるほどだ。



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