ケータイ小説 野いちご

俺の方が、好きだけど。

Step*3
告白



よしっ!


今日こそは!


拳を握り締め、気合いを入れる。


大丈夫、わたしなら出来る。


ちゃんと言える。



今日こそは絶対に高野くんに告白するんだ。



そんな風に思って一週間。



いざとなると緊張して、直前になって挫折してを繰り返して結局言えず仕舞いのままだった。



でも、今日こそは!



「どうしたの? そんなに意気込んで」



「へっ!? うわっ!」



急に目の前に現れたキヨ君のドアップに、思わず体が仰け反った。



女の子みたいにキメ細かな綺麗なお肌と、クリッとした大きな瞳。


キヨ君は今日も、相変わらず可愛いな。



「そこまでビビんなくても。俺、かなりショックなんすけど」



ムスッとしながらキヨ君が言う。



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