季「何故って⁉︎
初代総長の家に挨拶に行こうと思ったらお前が出てきたから声をかけただけだろ‼︎」




「みたのね………。」





嵐「あぁ……。」





「私もさっき知った事を教えるわ」




葵「さっき?………」




「えぇ……そうよ。私もさっき知ったの私が雷華、初代総長の娘だと……」



季「はぁーー?そうなのか⁉︎お前は初代総長の娘なのか⁉︎」



遥「こんな近くにいるとは思ってなかったよ………」




葵「やっぱり…………」





正「だから貴方をハッキングしても出ないんですね。」





嵐「何故お前はそんな悲しい目をしてる」





沙「ママまだ?」




「沙羅ごめんね………。
あと少し待ってて」




嵐「沙羅????」





遥「後ろに隠れていてわからなかった…………」



葵「俺は知ってた………」





季「エッ⁉︎葵お前なんで言わなかったんだよ‼︎そしてお前子供いるのか?」




「えぇ。いるわよ。沙羅っていうかわいい娘が。そして質問に答えてあげる。
私が悲しい目をしてる理由は人を殺したからよ………。」







正「人を…………殺した。」






「そう。私は人を殺した。
これ以上、私の過去は言えないわ」





嵐「俺はお前を絶対に救う。
どんな過去があろうが自分を否定す
るんじゃねぇ………」






「馬鹿げた事言っているじゃないわよ‼︎
貴方に何がわかるの⁉︎
勝手なこと言わないで‼︎‼︎‼︎」




沙「ママ、大丈夫?」




「大丈夫よ。沙羅帰りましょっ⁉︎」



沙「うん……」