「結芽ちゃん!」 「結芽ちゃん!」 「ゆーめちゃんっ」 彼のお尻に子犬のしっぽが見える。 ついには幻覚まで・・・。 諦めが悪いと言った彼は、本当に諦め悪く私のところに通う。 「いい加減、うっとおしいんだけど」 「え?僕の顔覚えてもらおうと思って」 「覚えたからもう来ないで!」 周りの目が痛いの気づいてないの? そんなことお構いなしに、ところ構わず付きまとって叫んで。