同じ学年の友達と話すより
結と話すことが多い

結とは、気楽にいられる


勉強の間に結は、手話や点字を覚えていた
結の相手をするため、俺も手話をを覚えた

田原教授は、大学内にある研究所の所長を
兼任している

俺と結は、そこで研究をすることになった

土曜日は、原口くんと3人でバンドの練習

結がドラム叩くのは、疲れるっていうから
メンバーを募集して見た

集まらないものだ……


結局、見つかるまで結がドラム担当になる


そんなこんなで、毎日のように結といる

でも…

日曜日は、結に会えない



だから、日曜日は曲を作っている

俺は、譜面が書けない

今時、カセットテープに録音してるの

俺くらいだろう



来週の五月祭に出る




結成して1ヶ月たっていない
無謀だとわかっているけど、経験だ


時間を有意義に使わないとね!


あ!五月祭に出ること…
2人に言ってなかった…





俺は、原口くんと結を振り回して
2人に文句を言われながら
ケラケラ笑ってごまかして

「あり得ねぇ…」
「台風並みだよね…」


俺の人生に、2人を巻き込むことに
成功したようだ





俺にとって、この2人が生きたい源で
音楽が生きる意味で
やりたいことをやってると

生きているって実感できる


「あたし、生きているって実感してる」


結も同じことを思ってくれていて

本当、好きだなぁって感じた


青葉 奏汰です!


恋してます!