ケータイ小説 野いちご

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暫定彼氏〜本気にさせないで〜

魚心あれば下心も……あり?

つい最近の昨日、私は人って気が張ってるといくらお酒を飲んでも酔わないんだなって事を知った。


一層、酔って何もかも忘れたいって思ったんだけど、そういう時に限って全く酔わない。


うん、飲めば飲むほど冷める冷める。


超シラフ。


結局、妙なテンションの二人をよそに私は飲んでも飲んでも酔う事は無かった。


にしてもさぁ、面倒な展開になってきたわよね。


志賀まであんな事言い出すなんて…。


て言うか、アラサー、いや、三十路目前にしてモテ期来た?


遅っ!


そもそも二人共なんで私な訳?


陽日とはイマイチ接点見えないし、志賀に至ってはこれまで全くそんな素振りなかったじゃない?


いつだって私に対して酷い対応だし。


もしかして、その場の勢いでからかってるだけとか?


私達が入社してどれだけ経ってると思ってんのよ。


その間、全くそういう素振り見せたりとか全然無かったのに今更……。


なんで私なのかなぁ。


陽日は言うまでもなくイケメンだけど、志賀は志賀で結構、密かに女子社員の間では人気があったりする。


ガッチリとした体型に短髪黒髪。


見るからにスポーツマンらしい爽やか青年。


社内だけじゃなく取引先でも人気があったりする。


確かにさぁ……良い男だとは思うわよ。


ただ、黙ってりゃね。


黙ってりゃ、良いんだけどねぇ。
















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