ケータイ小説 野いちご

暫定彼氏〜本気にさせないで〜

正義の味方現る?!

昨夜はどれくらい泣いただろうか。


結局、ベッドにも入らずそのまま眠ってしまい、朝起きると頭がガンガンした。


会社へ行かなくちゃって思うのに体が言う事を聞いてくれない。


全身が岩になったかの様に重く感じる。


昨日、樋山さんから陽日の話を聞いた私は入社して初めてズル休みをした。


良い大人がズル休みなんてしちゃイケないの分かってるけどーーー


今日だけは許して。


ちゃんと踏ん切りつけるから。


今日は金曜日。


土曜、日曜とゆっくり休んで月曜には元気に出社するから。


だからーーー


陽日の事はもう忘れよう。


何もかも最初からなかった事にしてしまおう。


また涙腺が緩みそうになるのをぐっと堪える。


重い体を引きずるようにベッドに入る。


今はもう少し眠りたい。


どうかこのまま眠って次に目が覚めた時、全部忘れていますように。


陽日と出会う前の私に戻っていますように……。


私はそう願いながら瞼をギュッと閉じた。






















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