「んん……ふぁ~」



あくびをしながら伸びをする。


あ、寝てたんだ。





「おはよ」




目の前には笑顔の翔。


その笑顔を見て戻れたんだって実感が湧いた。





一時はどうなるかと思ったけど、本当に良かった。







「おはよう」




あたしも笑顔で返すと、翔が手を伸ばしてくる。



けど、すぐに拒否する。





「待って!服着て!」