ケータイ小説 野いちご

漆黒の闇に、偽りの華を

悪魔の囁き




「あ!茉弘ちゃん!!降りてきた!!」


「あれ?みんな来てたの?」


あのまま、恭と一緒に寝られるわけもなく、あたしは幹部室を出た。


階段を下りていると、ミーティングスペースにいる幹部のみんなと百合さんが一斉にこっちを向く。


「茉弘ちゃあぁぁーーーん!!恭に変な事されなかったぁぁぁ!!?」


「は!?変な事って何!?てか、何で直泣いてるの???」


「ほーら。だから言ったじゃん。直は頭の中ハレンチ過ぎなんだよ。
どう考えたって、恭はそういう事するタイプじゃないじゃん。」


百合さんは、直の頭を小突く。


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