「で…どこで話すんですか?拓馬さん。」


真琴が言う。


「え?決まってるでしょ。真琴ちゃんの家だよ。」


拓馬がしれっと言う。


「え、えぇ…だ、ダメです!!家はダメです!!」


「いいじゃん。」


拓馬が言う。


「あ、真琴先輩そういえば理事長から伝言が…」


亜季夜が言う。


「え?叔父さ…お父さんから?」


「〝この学園のことを知るならば家に来ていいぞ。それと隠し事はよくないぞ〝だそうです。」


(え…叔父さんそこは拒否してよ…それに隠し事って…私に言えって言うの…?)