―――――――――午後 葵の病室 

ガラッ

「あ、、颯、、、き、来てくれたんだ。ゴホッゴホッ」

相変わらず苦しそうな葵。
お義母さんが、こう言ってきた。
 

「ねえ、颯くん。
葵の薬、、、効いてるの?
苦しそうなんだけど、あんまり効果が無いんじゃないかって思うのよ、、、」

お義母さんは、勘が鋭かった。

このタイミングで話そう。