お店につくとすぐに

「みたらし10本とお茶、お汁粉、餡蜜を4つずつ頼む。」

以蔵が店の人に向かって言う。

『りょまぁ〜(龍馬)?』

「なんぜよ?」

とにっこり笑って言う

『あの人誰?』

未だ自己紹介していなかった目の前の男の人が気になり龍馬に尋ねた。

「あっ申し遅れた。桂小五郎と申します」

と丁寧に挨拶する桂に少し震えるものの

『ご丁寧に、ありがとうございましゅ。

私は紅月黒羽といいます。』

と言って軽く頭を下げて龍馬の足の上に乗った。