「…ん。ここは…?」


有栖川みどり、どこにでもいる平凡な女子高生です。
私、確か学校から帰ってる途中で急に足元が光出して…それで……


「っ…だめだ、そこから記憶がないや」


少し頭をふり、ここがどこなのか確認するために立ち上がりあたりを部屋を見渡すが…


「本ばっかり。誰かの家なのかな?」


いきなりのことで不安になるが、耳をすませば誰かがこの部屋に向かって近づいてくる足音がし、ドアの方を警戒しながらじっと見つめた



ガチャッー…