ケータイ小説 野いちご

【完】好きになれよ、俺のこと。

番外編 ◯ 俺だけの一等星
* 君から〝俺〟が消えた日









それからの俺達は、本当に幸せな日々を送っていた。




教室で会う度に目配せをして、昼休みは屋上で2人でお弁当を食べた。




いつの間にか、陽向が俺のことを叶翔って呼ぶようになった。


陽向に呼ばれるそれが、すごく心地良かった。




休み時間には、誰も見てないところで何度もキスをしたりした。




デートもたくさん行った。




新しくできた、シュークリームが美味しいカフェに連れて行くと、陽向は目を輝かせてすごく喜ぶんだ。




同じ高校を受験するために、俺は今まで縁のなかった勉強に本気で取り組み始めた。


一緒に図書館にも通った。


だから2人揃って志望校に合格した時は、陽向泣いてたっけ。




< 384/ 417 >