ケータイ小説 野いちご

柿太郎【短編】

柿太郎

むか~し昔、遥か彼方の銀河のとある惑星におじいさんとおばあさんが住んでいました。

ある日の事です、おじいさんがダンジョンにシヴァ狩りに行っている間におばあさんは川に人生の選択をしに行きました。おばあさんはおじいさんとの熟年離婚を検討していたのです。

川のそばでおばあさんが、おじいさんとのこれまでの結婚生活や終活や若き日のナイショの火遊びなどに思いを馳せていると、どこかから『ドンブラコドンブラコ』などと訳がわからないSEが聞こえてきました。

おばあさんが辺りを見回すと川の上流から大きな柿が流れて来ました。

あり得ない位大きな柿だったので最初は柿だとは判らなかったのですが、よく見たら『柿(特大)』と書いてあったので柿とわかりました。

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