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「おはよー!明美!」


今日は遅刻しなかった!


「おはよー!瑠奈が遅刻しないとか珍しいね。」


真顔で言わないでよ。かなり傷つくじゃん!まあー本当のことなんだけどさ。



「吉川さん、渡辺さん。おはよ」



ブルーの目、ブルーの髪をした子と茶色の目、茶色の髪をした子が立っていた。



「うちは、中川葵(なかがわあおい)。
よろしく。」

っとブルーの髪をいじりながらクールに言ってきた葵ちゃん。



「私は、笹塚茉莉…よろしくお願いします…」

と葵ちゃんの背中に隠れてる茶色の目を恐る恐る向けてきた茉莉ちゃん。




「2人ともよろしくね!」
やった!明美以外に友達出来た!




「せっかくだからみんなでお昼食堂行って食べない?」


微笑みながら提案してきた明美は本当に天使だと思う。うん。



「いいね!それ!葵ちゃんと茉莉ちゃんはそれでもいい?」



「いいよ。うちは。ね?まーちゃん」


「あーたんがそーいうならいいよ…」