「.....っ...もぅ..だめ...」


必死に意識を手繰りよせて、彼に訴える。


「....まだ足りないっ..」


そんな私の願いも彼には届かず
もう一度、私の腰を引き寄せる彼。


互いの荒い息遣いだけが、私の部屋を占めていた。