っていうか、あたしどこの席座ればいいんだろう…



「ねぇ、あたしの席は?」



隣にいた春馬に聞いてみる。



「丁度窓際の席が空いてるからあそこ座りなよ」



そう言って優しい笑みを浮かべる春馬。



あたしがそこの席に座ると女達から睨みが来た。



「はぁ~?なんであんな女がみんなの近くに座るわけぇ~?」



語尾を伸ばしてそういう。



あたしの席の近くには春馬、赤髪の可愛い男の子、金髪の不良と、空いてる2つの席。