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「お前、本当にいいのかよ、俺で」
触れるだけのキスをしたあと、私たちはようやく明かりをつけ、2人でベッドに腰かけていた。
「俺で、とはどういう?」
「だってお前、ヤンキー嫌いだろ」
「大嫌い」
「即答かよ」
「でも、」
なんだかんだ私も飛鳥も言ってない言葉。
私が、先に言っちゃうからね。
「飛鳥は好き。」
大好き。
「うわっ、破壊力半端ねぇ。
やめろ、七彩、向こうむけ」
「可愛くて半端ないの?まさかとは思うけどメスゴリラに告白されて破壊力半端ないの?」
「後者に決まってんだろ」
「あれ、私飛鳥に告白されたよね?あれ?キミの彼女はメスゴリラなの?は?」
「俺の彼女、メスゴリラだから」
マジか…、彼女になってもゴリラとか言うの!?
でもっ、やっぱり楽しい。
恋人になっても、私たちはあまり変わらないね。