【飛鳥Side】





あー、ダメだ。



好きって気づいた途端に、我慢ができない。






だって、あんな足だして、俺が入ってくるって、わかってなかったとしてもやめてほしいっていうか!!



無茶言ったってことぐらいわかってる。




俺は彼氏でもなければ、もしかしたら友だちの枠にも入れてないかもしれない。

ただの同居人なんだ。




輝夜は好きって言われたけど俺が言われた訳じゃない。





あーなんでこんなにクヨクヨしてんだ俺。


情けねぇ。





アイツがまだついてこない後ろを一段一段振り向きながら俺は階段を下りてリビングに向かった。