踏み入れた先は、馬鹿校な私立高校。
…馬鹿なくせに、私立だから無駄に綺麗な校舎があって。
その壁には、落書きを消した痕。
あぁ、なるほど…。
不良という、本当に迷惑な奴らが書いた落書きを、清掃員とか業者の人が消したのね。
私は1人で勝手に納得する。
そして、ふと校舎を見上げた。
「最悪…」
なにが最悪って、見上げた校舎から怒号が聞こえるのとか。
机を蹴り飛ばす音がするとか。
まぁ、そんなとこ。
ケータイ小説 野いちご
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