「……なにしてんの。」
階段をあがって一番遠くの部屋。
そこは私の部屋のはずなのに、
「やっほー七彩チャン。
食器洗いお疲れサマー」
「七彩ってやっぱ部屋綺麗にしてんだな!!!!ベッドもふかふか~。ピンクだけど。」
「お前マンガねぇの?マンガ。」
「いや、だからなにしてんの?」
なんで輝夜のみんながいるの。
「いいだろ~?もともとは俺らの幹部室だったんだし~?」
「俺ら行くところねぇんだよ!!」
いや、待て。
直のは確かに正論だ。
だけど平太の今の言い方、なんか捨てられた子みたいだ。
笑っちゃう。
「で、なにしてんの。」
いや、もうほんとに。
遊びたいなら飛鳥の部屋いけばいいし、
狭いならリビング行けばいい。