私は、生まれてから何も意味がなくて… 存在する価値がないと思っていた、中3の冬。 1月23日は私の誕生日だった。 両親はいつも忙しかったけど…この日だけはいつも帰ってきた。 だからきっと来る。 おめでとうって言ってくれる…。 そう信じていたのに。 永海 可奈 15歳の私は ここで… 死んでしまった。