「ん‥」 目をこすりながら私は上半身だけ起こす あ、そっか 昨日あれから私すぐに寝ちゃったんだ いつきは‥ 隣にはいなかった 何回も見たけどいなかった またあの日の事が記憶として蘇ってきて 不安になる そんな事はないと分かっているし 自分にも言い聞かせてみたが不安は消えるどころか増している