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「雪ー!早くしないと置いてくわよ!」



「待ってよ奈美!」



私、白石雪は大学が終わって親友の伊藤奈美と帰る支度をしてます。


まぁ、奈美は支度が終わって私待ちなんだけどね。



「帰ろう!」


「帰りに駅前のカフェ行かない?」


「行こ行こ。」



大学の最寄駅のすぐ横にある、若い子に人気のカフェに行く。



カフェに着いて、二人ともアイスコーヒーを頼み奈美と話す。



「聞いてよ雪!こないだ遠矢に会ったんだけどさー」