若菜side


もうほんっとに夢みたいだよ!!


大好きなひゅーくんと付き合えるなんてすごすぎる!


ひゅーくんも私のこと想ってくれてたなんて…☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



やばい!嬉しい!カレカノだー❤️


カレカノってことはー、
一緒に登下校したりー、(これはいつもか笑)
デートしたりー、手繋いだりー、
ぎゅーってしたりー、チューしたり、
するんだよねっ


やばやば!
ところで、私今ひゅーくんのクラスの前にいるんです!!!


立ってたら泣いてる女の子が教室から出てきた。


女の子a『グスっ……うぅー。
彼女いるなんて知らなかったよぉ〜』



女の子b『仕方ないよ。学校一モテるのよ?彼女くらい……ね。』


女の子a『でも、相手があの美少女じゃ、かなわないよ……』



女の子b『……学校一の美男美女カップルじゃん。』



なーんて会話をしながら私に近づいてきて、


女の子a『…海東くんとお幸せに。』



若菜『っへ?あ。うん。ありがと』


\(//∇//)\て、照れますぅ。



女の子たちは去っていった。



ってことをやってるうちにひゅーくんが来て、


日向『…ごめん。待った?』


若菜『ま、待ってないよ!
ほら、行こう?』

2人並んで歩き始めた。


ひゅーくんの手がすぐ横にある。


カレカノだし、いいよね?


私は思いきってひゅーくんと手を繋いだ



そしたら、……

日向『え。なに。』


ひゅーくんはその手を振り払った。

……え?どうして?



若菜『……そうだよね。ごめん。
変な事しちゃって……』



日向『だ、だいじょぶ。』



なんでだろ?ひゅーくんは私のこと好きなんだよね?カレカノになったよね?



そういうこと嫌いなのかな。


じゃあ、デートとかも、しない?



ぎゅーって、チューって、ダメだよね。



恋人らしいことできるのかなぁ。



登下校は一緒なだけいいか。



日向『…じゃあな。』



あっ。もう家か。早いなー


若菜『ばいばいっひゅーくん!』