目が覚めるとそこは



バスの中だった。


「大丈夫!?

もう、何回目なのよ。


ほんとにもう。


心配したんだからね



なにが、あったの?


みんな答えないし

何もされてない?」


美紀は、すごく慌てた様子できいてくる。



だんだんと


思い出してきた。




「美紀 あたしも仲間になりたい」



口から、飛び出した。言葉に


美紀も自分も驚いた。

「うん。なれるよ」



何のことか、いきなりでわからないはずなのに



美紀は、うなずいてくれた。


しっかりと。