そして、お昼すぎ。


私は平助くんとの約束で、甘味処へ行くことになった。



「今日行くのは僕のおすすめのお店だから!!」

メンバーは十番隊組長 原田左之助、八番隊組長 藤堂平助、二番隊組長 永倉新八、そして 十一番隊組長 松田花織。
肩書きはなかなかのものだが、実際は単なる四馬鹿だ。



「あ、花織着物きないのか?」


「着ないよ、左之さん」


花織は長い髪の毛を一つにしばり、袴を履いて男装をして生活をしている。
女だと幹部以外にバレないためだ。



屯所をでて数分後、平助くんおすすめのお店についた。




「汁粉一つと団子五本!」


「じゃあ、俺は餡蜜で。」


「僕はお汁粉ください」


「自分は、みたらし団子三本で」



一番最初のすごい量を頼んだのはが永倉で、その次が原田。

そして、その次は、それぞれ平助と花織である。


人前で、花織は一人称を自分とした。
そんな男のようにする生活にも次第になれている。