-次の日-

恵と学校に行きながら昨日のことを思い出しては溜息が漏れる。

嬉しいような、怖いような、複雑な気持ち。


恵「ユリア今日ずっとうわの空だよね。何があったの?」

ユリア「管野さんの携帯番号…貰った…」

恵は目を大きくひらいた。

恵「え!ユリアやったじゃん!!」

恵は満面の笑みを向けてくる。

ユリア「う、うーん…良かったような…悪かったような…」

恵「どういうこと?晴人さん以外の人から貰ったの?」

ユリア「うん…管野さんのお父さんから…」

恵「え!!!それって親公認!?なにそれ良かったじゃない!」

ユリア「いやでも酔っ払っていたし…」

恵「まあまあ!でも大きな進歩だって!よかったね!」

そう言っているうちに学校について、また1日が始まった。