ーーーんっ


気がつくとそこは真っ白な世界だった。


私はなんでここにいるんだ?


あ、そうだ。確かに桜の木の前にいて
風が吹いた瞬間意識が飛んだんだっけ?


まぁそんなことはどうでもよくて
どうやって元の場所へ戻ろうか。


「お主、目が覚めたか。」


と、後ろから声がした。


「あなたは誰?」


「わしか。わしは時の神、クロノスだ。」