ケータイ小説 野いちご

俺、お前に惚れてんだけど。

season*1
妖しげな笑顔



ーーガチャ



「ただいま〜」



玄関のドアを開けると、ダイニングの方から賑やかな声が聞こえて来た。



「あら、遅かったわね〜!」



エプロンをしたお母さんがダイニングから顔を出して、パタパタとあたしの方へ走って来る。



「杏や真美とカラオケ行ってたから。誰か来てるの?」



靴を脱いで家に上がる。



なんだか今日はいつもより騒がしい気がするし、なんとなくだけどお母さんもニコニコしちゃって上機嫌だ。



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