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「凜ゴメン。あんなところで凜にあえると思ってなくて、飲み会邪魔しちゃったみたいだし」



店の外に出た瞬間、


申し訳なさそうにそう言葉もらす彼女に、私は首を横にふった。


「ううん。気にしないで…後は、舞香が上手くやってくれてると思うし」


「そっか…なら、いいけど…」



私の言葉に少し気が楽になったのか、加恵の表情が和らぐ。


そして、



「ね、とりあえず、どこかお店入らない?ファミレスでもいいしさ」



昔のように、気さくに話しかけてくれる彼女に



ズキン



胸が痛んだ。



「うん、わかった」



加恵に促され、近くのファミレスに入る私。