ケータイ小説 野いちご

男装騎士~あなたの笑顔護ります~

第2章
魔物の襲撃



あの1時間の仕事以来、護衛の仕事をしていない私。
レオさまの公務がないことと、グレンが席を外しても、私の番まで回る前に戻ってくるから。


それに、魔物とやらが襲ってくる気配もない。



話でしか聞かない魔物。
それが本当に存在するのか。



疑問に思うときもある。
でも、そんな嘘をつく必要ないだろうし。
どんなものなのかと、不安の方が大きい。



私は少し塔を出て散策を始めた。
大きな敷地は中も外もまだ知らない場所の方が多い。




「わ、きれい!」



あまり塔から離れない程度にと言われた私は塔を出てすぐの小さな庭に出てきた。
小さなと言っても、そこそこの広さのある色とりどりの花が植えられた庭だ。




< 96/ 616 >