ケータイ小説 野いちご

逢いたい…キミに。

◆第1章◆
行方

その後も、大輔から返信はなかった。




大輔が学校を休んで、ちょうど1週間が経とうとしていた。




毎日、毎日泣いてばかりいた。




夜も眠れなくて、携帯を握り締めたまま…ただ大輔のことを想ってた。




電話もしてみたけれど、繋がらない。




今日もあたしは教室の窓から、空を見上げている。





ねぇ…大輔




前に大輔は

空を見ると元気になれるって言ってたね……




今あたしすごく辛いの




大好きな空を見ても




全然ダメだよ…元気になれない




大輔……あたしの声


届かない……?







3時間目…英語の時間




ケータイがポケットの中で揺れた。




【新着メッセージ1件】




………!!




大輔からのメールだった。

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